2016年12月29日木曜日


2016年、今年も終わりが近づいてきました。
織り教室のみなさん、展示やイベントへお越しいただいた皆様
そしていつも気に掛け、応援してくださる友人知人、
たいへんお世話になりました。

2017年が皆さまにとって良い年なりますように!
どうぞよいお年をお迎えください。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2016年12月25日日曜日

2016年12月20日火曜日

毎年この時期に参加させていただいている
中標津東一条ギャラリーでの「あたたかい展」
今年は17日に終了しました。
展示を見に来ていただいたり、図工の時間(講習)に参加いただいた皆様
ありがとうございました。

毎年、あっという間に「あたたかい展」の季節がやって来て
あぁ、また一年が終わるんだなぁと
この一年間を思い出し、頭の中では色々な事が巡っていきます。



そして、もうすぐ今年もクリスマス。と言っても相変わらず普段通りで
クリスマスソングと言う感も無く…
先日、耳にした曲を。
Joe Sample(ピアニスト)& Lalah Hathaway(Donny Hathawayの娘) の「Fever」

Earl Grant や Peggy Lee や Elvis Presleyも歌っていて有名曲ですが
Joe Sample&Lalah HathawayのFever は、いいなぁと思いました。

この曲、最初に歌ったのはLittle Wille John(1937~1968)
こちらも勿論良いです。



そして、全然関係ないのですが...
YouTubeで懐かしのこんなのが何故か出て来ました。笑
(多分ElvisのFever を聞いたからでしょう…笑)



「A Little Less Conversation(おしゃべりはやめて)」Elvis Presley1968年の曲を
2002年、Junkie XLがリミックスした「A Little Less Conversation JXL Remix」
十年以上前のMVですが、面白い。

Swing Dance (Boogie Woogie) しているRay Campiみたいなオジサンや
Teddyboy style でツィスト風タップを踊ってる主人公?、こじゃれPunkな日本人?
Hip Hop、説教師...それぞれ、いかにもなスタイルで、全部笑える。
当時のプログレッシブ・シーン、オランダ人(J-XL)面白い、
そして、やっぱりエルヴィスすごい。笑



面白ついでにもうひとつ。映画「バギー万才」の挿入歌。
こちらオリジナルですが、ばりばりの60〜70's ファッションで
モンキーダンスを踊ってる人達の気合いの入り具合!に唖然!
そしてその頃の時代に有りがちな、無理の有るシチュエーションが
今見ると可笑しくも微笑ましい!
(エルヴィスのレディの扱いの細やかさ、引きと寄せの絶妙加減!演技とは言え…!

白のタートルネックセーター(とっくりセーターと言うべきか)なんぞを着てる
エルヴィスは私的にはどうかと思うが…
エルヴィスについては...またいつか書きたいと思います(^-^)

(あぁそれにしても、YouTubeって...見始めるとどんどん脱線して止まらなくなり危険です)

2016年12月17日土曜日


最近は余り本を読む時間が取れていませんでしたが
先日、札幌往復のバス車中で読んだのが
レヴィ=ストロースの「野生の思考」という本について書かれた
「100分de名著」という番組との連携テキスト本。(中沢新一:著)

その中に有った...

「感覚というものには論理性があり、そこには知性が内在している」

まずこの一文に、納得と確信を得た気がしました。

「野生の思考」の「野生」という表現が少々引っ掛かって
少し良い印象を持てずにいたのだけれど…
表紙に「思考(pensée)」と「パンジー(pensée)」を掛けて
野生種のパンジーである三色スミレが描かれていてるのは面白いなと。

とにかく…私何ぞにどれだけ読み解けるかは分からないけれど
それでも自分の中にもう少ししっかり刻み込みたい、と思いました。

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2016年12月14日水曜日


しばらくぶりの更新。
11月、工房での洋書絵本展が終わり
12月7〜8日は札幌地下歩行空間で行われた
「クラシェ」というイベントに、札幌のお店、器と雑貨asaさんと一緒に出展。
11日は中標津東一条ギャラリー「あたたかい展」の中の企画として
スピンドル講習に行って来ました。

札幌のイベントには多くのお客様にお越しいただきました。
中標津での講習にも七名の方に参加いただきました。
初めてお逢いする方、そしていつも気にかけて見に来てくれる友人知人。
みなさん、本当にありがとうございました。

札幌も中標津も、何らかのイベント事に合わせて行くと
ばたばたして、自分も疲れていたり余裕がなかったりして
帰ってきてしまうのがとても残念。
もっとゆっくりできる時間が持てたらいいのになぁと思いつつ。

そうこうしている間に、12月ももう半分が過ぎようとしています。

年内のイベントは全て終了したので、これからは制作をと思っています。
こちらのブログもまた少しずつ更新していきたいと思っています。

新しいお知らせなどはフェイスブックにも投稿しています。
FBはどなたでもご覧いただけますので、時々ご覧いただけたらと思います。


2016年11月29日火曜日


洋書絵本展、終了しました。
三日間、とても沢山の方にお越しいただきまして
本当にありがとうございました。

私事ですが、多分、自分で初めて洋書を買ったのは中学生の頃。
子供用の簡単な英語の書かれた絵本を二冊買いました。
学生だった頃も、大人になってからも
それを参考に見ながら、何度何度も絵を描いて...
いつの間にか、本はボロボロ、バラバラ(笑)になりましたが
今でも大事に持っています。

今回の洋書絵本展の本達は大浦さんが集められた古い本が殆ど。
遠い所、知らない国の、何処かで誰かが読んだ本が、
また誰かの元に渡って、お気に入りの一冊となってくれたらいいなぁと思います。

見に来てくださった方、そして大浦さん、ありがとうございました。


2016年11月26日土曜日


洋書絵本展、本日より始まりました。
クリスマスや冬がテーマの絵本をはじめ、
イラストやデザインが素敵な絵本、仕掛けが面白い絵本など
虹別の大浦さんが選んだ絵本が色々揃っています。
読めなくても、絵だけで楽しめるのが絵本の良い所ですね。
冬になると、家の中で過ごす時間が多くなりますので
静かに本を開く時間のお供に、洋書絵本も加えていただけたら…。

(可愛い額絵も一緒に展示販売しています)
三日間限定の絵本屋さんではありますが、
ゆっくり選ぶ時間も皆さんに楽しんでいただけたらと思います。
展示は、明後日(28日)までです。


2016年11月20日日曜日

12月の展示と講習のお知らせです

☆2016 あたたかい展☆
12/1(木)〜17(土)11:00~17:00
東一条ギャラリー 中標津町東一条北1丁目16

手仕事の作品の展示販売と、
図工の時間と題した手仕事のワークショップを行います!

・・・図工の時間・・・
12/04(日)自分で作るカレンダー
      教える人〜イラストレーター 福田元美
12/10(土)ガラスのリース&プレート作り
      教える人〜ステンドグラス作家 浅沼久美子
12/11(日)スピンドルで毛糸作り(11/20 残席僅かです)
      教える人〜染織家 米倉麻希  

どちらも13:00~14:30、参加費は¥1500~ 

お問い合わせお申し込み〜080-2136-0554(浅沼)
スピンドルで毛糸作りは、米倉に申し込みでもOKです
10.october.note@gmail.com

・・・作品展示・・・
ステンドグラス、アクセサリー、ポストカード、ニット
染織、陶器、などなど!暖かいもの色々並びます(^_^)

・・・ギャラリー1階は「春kissa room」・・・
お茶したり(カフェ)、中標津の野菜も販売しているらしい!
よろしくお願いします!

2016年11月16日水曜日


クマザサを大量に採取して来たのですが。
その後の作業が追いつかず…。
友人はこれを飯寿司に使う為、その辺に沢山生えているけれど、
山までいつも自分達で採りにいくのだそう。で、動物が余りやってこない
ポイント!?まで連れて行ってもらった。
黒糖一杯の!べこ餅や、おこわを包んだりしたらいいなぁ。
私の使用目的は別にあるのですが…。

笹と言えば→パンダ→そこからの連想でクマササ(熊笹)…
と言いたいところだか
葉の周りが白く縁取りされているのが
歌舞伎の隈取りみたいだから、隈笹、らしい。

今は、笹の葉や皮に似せたビニール素材?のバラン(葉蘭)や
発泡スチロールのトレー、プラ製の竹串など見かけるけれど。
あの意味が分からない、笑。(考え出すのも凄いけど…)
本物の笹の葉や皮を使うと、見た目も何故だか良く
包んだ中身の食材も美味しく見える。
勿論、見た目だけではなく
抗菌等の色々な作用が有る、理に適った利用法。

北海道の身近にあるものを
暮らしにしっかり取り入れている友人。良いなと思う。

疑似製品ではなく本物を使っていた昔の人は
本当に洒落ていて贅沢だ、と、現代に暮らす私は思ってしまう。
それを贅沢と思う現代の生活は何処へ向かっているのだろう?

2016年11月11日金曜日

来月(12月)は2件、展示などの予定があります。
今日はまず札幌でのイベント詳細をお知らせします。

札幌チカホ(地下歩行空間)にて開催される
kuraché(クラシェ)「物語のある冬の贈りもの」に出展します。

いつも作品展等でお世話になっている札幌の「器と雑貨asa」さんと一緒に
冬の贈り物に合わせた作品を出品します。

クラシェのHPなどでは都合上、asaさんのお名前しか掲載されていませんが
一緒のブースでの出品になります。

12月7、8日、札幌駅、大通近辺へお越しの際は
是非、チカホのイベントにもお立ち寄りください!

kuraché(クラシェ)「物語のある冬の贈りもの」
出展:12 / 7(水)〜8(木)
時間:10:00~18:00
会場:チ・カ・ホ北1条イベントスペース東側(出口7と9の間)
(北海道札幌市中央区 札幌駅前通地下歩行空間)

<予定している商品>
・箸置き 各種
・プチギフトbox
・毛糸
・ウールマット
・リネンクロス
・クッキー

器と雑貨asa 出展紹介ページ:http://kurache.com/blog/?p=9001

ホームページ:http://kurache.com


主催:札幌駅前通まちづくり株式会社 / 株式会社ノーザンクロス
後援:札幌市 / 農研機構 北海道農業研究センター
お問合せ先:kuraché事務局 株式会社ノーザンクロス(担当:宮永)
tel : 011-232-3661 / fax: 011-232-4918

2016年11月3日木曜日


次回、企画展のお知らせです。

『洋書絵本展』
会期:11月26(土)〜28日(月)
時間:11時〜16時
場所:十月のノオト 北海道釧路市新富町11−14

「中虹別の絵本屋さん」大浦明弘さんオススメの
洋書絵本と、可愛い額絵を展示販売します。

洋書では有りますが(読めなくても)見たり飾ったりして充分楽しめる
素敵な絵本を用意していただきます。
クリスマスがテーマの絵本や、古い絵本、細工が面白い絵本など…。
是非、お越しください。

「中虹別の絵本屋さん」大浦明弘さんは、釧路のお隣、標茶町中虹別在住。
これまで、毎年に一度開かれる町内のイベント限定で絵本を販売。
今回、釧路では初めて単独で絵本の展示販売をします。
絵本が好きな方に、大浦さんの洋書絵本販売を知っていただき、
(現在、店舗は構えられていませんが)近い将来、中虹別に小さな絵本のお店!?が出来て、
今後、中虹別やその近隣の街へ来てくださる方の楽しみが増えたらいいな!と思っています。


2016年10月31日月曜日


冷たい雨は上がり
鉛色の雲の隙間から、弱々しい陽が射しています。

飲みかけの珈琲が冷めるのにも
そう多くの時間は要らなくなりました。

いつもの通りにやって来て
そしていつもの通り過ぎて行く。

十月よ、
さよならではなく、またね。

2016年10月27日木曜日


村上春樹氏の本、全然ノーマークで…
二年前の(編・訳)本に、今頃気付いた..。
この表紙絵
「安西水丸さんがセロニアス・モンクにハイライトを差し出している場面」を
ハイライトのパッケージをデザインした和田誠さんが
亡くなられてしまった安西さんの代わりに描いたんだって。
(しかもなんとなく水丸タッチ!?)
三人とも大のモンク好きなんだって。
NYのジャズクラブで安西さんは、本当にモンクにハイライトをあげたんだって。
(二年前の本だけど...)慌てて!?買っちゃった...笑


2016年10月24日月曜日



日常 の 在るもの への 観察 

絶えず 変化 を続けている モノ の 側面

モノ と 視覚 との 間 に 存在する 距離 空間 時間

人が視る事のできない 認識

形而上 存在 するもの

見えない 領域 面 を 発見する

現象 としての 時間 の 経過


---


いつも自分の流儀でしか視る事が出来ませんが
時にそれは上手く行くし、そうでない事も有る。
でもそれが私のメソッドですし、私のモノの見方なのです。
Mats Gustafson



2016年10月21日金曜日


昨日の朝、突然の冷たい雨と共に北風が吹きました。
それまで名残惜しそうに枝にしがみ付いていた枯れ葉達は
やって来た木枯らしの呼びかけに応じて
皆、枝からぱっと手を離し去って行きました。

午後、初雪観測。


自然の変化は、少しずつ、少しずつで
後になって気付く事もあるけれど
昨日は、樹や風や枯れ葉達だけの密会の一部始終を
こっそり見てしまった様な気がしました。

冬の幕開けはすぐそこまで来ているな!


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2016年10月19日水曜日


もの(例えばファッション等)のスタイルは短いサイクルでどんどん変化する。
時代の変化と平行し、その時代を表現している。
今の視点で作る事も大切。
しかしビジネスとして大量生産でなければ上手く行かない
と言う事はないだろう、と思っているし
そうあってはいけない、と思っている。
生み出したものや、デザインが長い時間親しまれる事が大事と思う。
自分自身そういうものを選択し使ってきた中で思う。

時間と手間が掛かる価値とは。

自分の中に有る作りたい(表現したい)ものは、
「何か」と(流行等)合わせる必要はない。
その人の意識がそのものに含まれていて
それがそのものの魅力なのだろうし
そのものの形を通して、見えない意識を美しさとして感じ取るものだから。

ただ、物に対しての意識がもの凄い勢いで薄れていっている
と感じるのは私だけなのだろうか。


2016年10月16日日曜日


人はいつも寂しさに趁(お)はれる
どれだけ深い心の持主でも
いつも風のやうな寂しさに
すこしづつ動かされてゆく

---

秋はしづかに手をあげ
秋はしづかに歩みくる
かれんなる月草の藍をうち分け
つめたきものをふりそそぐ
われは青草に坐りて
かなたに白き君を見る

M.S


2016年10月15日土曜日



Bob Dylanの歌"Blowin' in the Wind"(風に吹かれて)に触発されて
Sam cookeが書き上げた"A Change Is Gonna Come"




久しぶりに聞くSam Cooke!
あぁ、この人も長生きしていたら...なんて思ったりもするけれど
沢山の良い曲が有ります。


2016年10月8日土曜日


今年もまた一年の中で一番大好きな十月がやってきました。

十月だけ、特別に六十日位有って欲しい。

元気で賑々しい夏の余韻を微かに引きずりながら、
長くて沈々(深々)とした冬が来るまでの...。

何とも言い難い、切なくて儚い感じを漂わせた秋の全てが好きなのです。


---

photo:
"MITSOU"
picture: Balthasar Michel Klossowski de Rola, alias Balthus.
foreword: Rainer Maria Rilke


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2016年10月4日火曜日


「オステルヨートランド羊毛紡績の毛糸展」終了しました。
初日に開催した衣笠さんの手編みワークショップ
三日間の作品展示・毛糸販売 共に盛況でした!
お越しいただいた皆様、ありがとうございます。

展示は終了しましたが、今後も工房で毛糸の販売が出来ることになりました。
ご希望の方には販売致しますので、米倉までご連絡ください。





冬に向け、スウェーデンの毛糸でマフラーや手袋を作って、
実際に使っていただく中で、この毛糸の良さを実感していただけたらと思います。

衣笠マテリアルズさんのホームページでは、
オステルヨートランド羊毛紡績について、詳しく説明が書かれていますので
一度見ていただけたらと思います。勿論、毛糸の通販も可能です。
(ウィンドウズでは、レイアウトが崩れて見難い場合有り、只今新しいサイト製作中との事)



2016年9月28日水曜日


スウェーデン・オステルヨートランド地方にて
ボリエとウッラ・カーリン夫妻が1981年に創業したのが
オステルヨートランド羊毛紡績工房です。

北海道では札幌のお隣の当別町にある「スウェーデン交流センター」
本州では東京の「スウェーデン大使館」などで、これまで展示をされています。
一般の手芸店では出会う事のできない毛糸です。

NHKの「すてきにハンドメイド」や、様々なニット関連本の中でも
この毛糸で編まれた作品が度々紹介されています。

会期初日の10月1日は、この毛糸を日本で販売されている
「きぬがさマテリアルズ」の衣笠さんに兵庫から!お越しいただきます。
衣笠さんは、ただ沢山販売できたらいいというのではなく、
品質の良さをしっかりお伝えして、気に入っていただいた上で
長く愛用いただけるように...との思いで活動されています。

オステルヨートランド紡績の糸がどのように作られているか、
この毛糸が何故良いのかは、ここでは上手く書けませんので
それらについてもパネル展示等でご紹介する予定です。
毛糸の製法や羊毛について、興味を持って頂けたら嬉しいです。
是非、お越しください。

---


(画像をクリックすると拡大します)

「スウェーデン・オステルヨートランド羊毛紡績の毛糸展」

会期:2016.10.1(sat) - 3(mon)
時間:10:00 - 16:00
場所:十月のノオト 釧路市新富町11−14


2016年9月25日日曜日


秋分の日が過ぎて一気に日暮れの時間も早くなってきました。
秋の訪れは寂しい感じもするけれど
四季がはっきりとしている北海道は
それぞれの季節だけが持つ空気感や雰囲気を味わえるから
ちょっと感傷的な秋の始まりでは有っても
それはそれで楽しみだったりするものです。



来週から始まる毛糸展でご紹介する「オステルヨートランド羊毛紡績の毛糸」
以前、ヴォーグ社出版「毛糸だま」という雑誌に
「スウェーデンから来た編み込み模様」の特集で作品掲載されました。
(オステルの毛糸は、他の編み物関係の本にも時々登場していますよ)
本の表紙でモデルさんが着用しているセーターと手袋(グローブ)も
この毛糸で編まれたものです。
編み込みの模様や、セーターやミトンの形など
北欧ならではのデザインで本当に素敵。
デザイン性だけではなく、それは実用も兼ねているのです。
長く寒い冬を少しでも暖かく過ごすために
編地はしっかりと目が詰んでいて、風を通さず温か。
北国に暮らす人達の知恵なのです。

ちなみに表紙のモデルさん着用のプルオーバー(セーター)は
ゴットランド島の伝統模様で編まれています。
地域ごとの特徴が有るので、パターンを見るとどの地域のものか解ります。
この島にはゴットランドというナチュラルカラー(グレー)の羊が居るので
本来グレイトーン〜白の毛糸での編み物が中心でした。
モチーフは自然のものを(草花など)幾何学的にかたどっています。
また北欧はテキスタイル(織物)が盛んだったので
編み物も織物に近い感覚で作られていたからこそ
何処か織物に通ずる、この様に独特なパターンや
密に編む編地になったと思われます。


(ご紹介する毛糸は、編み物だけでなく織物にも使えます)
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(画像をクリックすると拡大します)

「スウェーデン・オステルヨートランド羊毛紡績の毛糸展」

会期:2016.10.1(sat) - 3(mon)
時間:10:00 - 16:00
場所:十月のノオト 釧路市新富町11−14


2016年9月16日金曜日


急に季節が進んで涼しくなってきました。
そろそろ毛糸の準備はいかがでしょう。

今日は、10月の毛糸展でご紹介する
「オステルヨートランド羊毛紡績」の毛糸で編んだ帽子とミトンをご紹介。

まずは、ナチュラルなグレーに、帽子のてっぺんのポッチと
被り口部分はライムグリーンの毛糸で編んだベレー帽。
シンプルだけれど、さし色が少し入る事でおしゃれな感じになったかな。

ボーダーシャツに、黒のサブリナパンツ…
う〜ん、それともロールアップしたジーンズ?
そうしてベレー帽を被ったら、可愛いパリジェンヌの出来上がり!?



こちらは、ベレー帽と同じグレーの毛糸に白のドット柄ミトン。
大人のミトンも可愛いなと思います。
(スマホは出来ませんけどね…)


この毛糸、ストレートなのですが、古い紡績機で羊毛からゆっくり
糸を作っていて、均一な太さではないのです。
一般的な毛糸を見慣れている人にとっては、え?と思うかもしれませんが
そこが、この毛糸の良いなと思うところ。
わずかな太さの差異が、均等で綺麗過ぎる機械的な編地ではなく
味の有る編地になるから。
ぱっと見、色が面白いとか、意匠が凝っているとかではないので
目を惹くものではないし、そういう部分に気がつく人は
余りいないかもしれませんが…。
是非、手に取ってご覧いただけたらと思います。

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(画像をクリックすると拡大します)

「スウェーデン・オステルヨートランド羊毛紡績の毛糸展」

会期:2016.10.1(sat) - 3(mon)
時間:10:00 - 16:00
場所:十月のノオト 釧路市新富町11−14


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2016年9月14日水曜日

先日の「オープンアトリエ&ミセナカ書店」へお越しいただいたみなさま
ありがとうございました。

また機会を作ってオープンアトリエを出来たらと思っています。



2016年9月8日木曜日


今週末(9月10、11日)は、
ミセナカ書店(図書室)も兼ねてオープンアトリエをします。
工房内で自由にご覧いただけるよう、写真集や手織教室の生徒のみなさんが
制作した作品など、少しずつではありますが並べる予定。

会期中は何か良い音楽でも流そうかな...。
Bill Evans , Charlie Parker , Chet Baker , それとも...
Dizzy Gillespie , Lester Young , George Benson…
何がいいかしら?
静かにゆっくり、アートやクラフトに触れる週末を過ごしにいらしてください。

上写真は私のリクエストに答えてO氏が用意してくださった
オキーフの家の写真集。ページをめくるとAlexander Calderのモビールが〜!


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☆ 「北海道ブックフェス、ミセナカ書店」に今年も参加します

会期:2016.9.10(sat) - 11(sun)
時間:am11:00 - pm17:00
場所:十月のノオト 釧路市新富町11−14(P有)



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2016年9月6日火曜日


4日(日)中標津、佐伯牧場でのアート&クラフトは無事終了。
ご夫婦、子供連れ、etc...程よい感じでお客さんが訪れてくださったので
お話をしたり、亜麻の紡ぎの実演をしたりと、楽しい一日となりました。
また来年もできたらいいなぁと思います。ありがとうございました。

さて、今週末10、11日はオープンアトリエ。
こちらも間もなくです。
写真集を見てのんびりアートを楽しんでいただけたらと思います。

それから、もうひとつ新しいお知らせです。
来月、10月1〜3日は、スウェーデンの毛糸展を開催します。

ご紹介するスウェーデン、オステルヨートランド羊毛紡績の毛糸は
日本ヴォーグ社出版の編み物(手編み)情報誌「毛糸だま」に
この毛糸で編んだ作品が掲載されたり
人気の編み物作家、三國万里子さんや、アンマリー・ニルソンさんなど
ニッターの方達も著書の中でこの毛糸を使った作品を掲載されています。

今回、日本でこの毛糸を紹介(販売)されている、
きぬがさマテリアルズの衣笠さんに、兵庫からお越しいただき展示販売をします。
(一般的な手芸店では販売していません)

現在、あらゆる変わり糸(ファンシーヤーン)を見慣れた私達にとっては
一見、何の変哲もないごく普通のストレートで単色の毛糸。
ですが羊毛本来の持つ利点を生かし、手紡ぎに近い
そしてスウェーデンらしい発色のシンプルな糸は
今の時代、逆に貴重な存在だと思います。
化学処理され、ウール本来の良さを失ってしまった
品質の悪い(安い)毛糸で沢山編んでは使い捨てるのではなく
良質な毛糸を使う、心を込めて編む、数は少なくてもそうする事で
着心地がよく、飽きずに長く大切に使えるニットを、作り(編み)
また使っていただけたらと思います。

また少しずつ、毛糸の事はご紹介して行けたらと思っています。

2016年9月2日金曜日


今週末、中標津にある佐伯牧場敷地内にて、
クラフトのW.Sや作品販売、糸紡ぎの実演します。

『佐伯牧場のart&craft』
9月4日(日)10時〜16時
中標津町字俣落2000-2 

佐伯牧場敷地内に有るサイロを利用した「荒川版画美術館」にて

・ステンドグラス(ワークショップ、作品販売)〜浅沼久美子
・イラスト(ポストカード販売)〜福田元美
・染織(手紡ぎ実演、織作品)〜米倉麻希
☆この三名は当日、敷地内に居ります(^_^)

ステンドグラスのワークショップは、その場ですぐ参加いただけます。
その他、陶芸家・藤田直平さんのうつわや、
富田美穂さんの牛の版画ポストカードなどなど...。
牧場敷地内にはレストランや、版画や写真の展示スペースが有ったり
小川が流れていて、彫刻も有って…
のんびりお散歩しながら景色を楽しんだり、お茶をしたりできます。
遊びに来たついでに、クラフトも見ていただけたらいいなということで
のんびりひっそり!?やっています。
ドライブがてらお立ち寄りいただけたらと思います。
詳しい場所などはHPをご覧ください。

佐伯牧場 >>

レストラン牧舎 >> 

2016年8月26日金曜日



つばらつばらにもの思へば

しょぼしょぼ

しとしと

ぽつぽつ

ぱらぱら

ざぁざぁ

と・・・

誰かさんの涙はいつまで枯れない

今日も雨でございます


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☆ 来月(9月)のお知らせ
「北海道ブックフェス、ミセナカ書店」に今年も参加します

今年は9月10、11日に
オープンアトリエ(工房を開放して)&ミセナカ書店(図書室)をする事にしました。

会期:2016.9.10(sat) - 11(sun)
時間:am11:00 - pm17:00
場所:十月のノオト 釧路市新富町11−14(P有)



2016年8月23日火曜日


素材そのものが備えている構造や機能、性質をじっくり見ていると
その身近であるはずの素材の中に、目に視えないこの世界の秩序を見ます。
そのモノを成立させている数学的な法則や力、秩序や建築的な構造。

(自然界の規則的な)かたちは
その素材の内的な構造に従って組み建てられ(作られ)ていて
それは言葉を持たないモノからの表現(Message)として面白いし、
無意識の現象として、自分が惹かれたり選択している配置などの連続性にも
何かしらその法則が関係している気がして興味をそそられます。

自分の身近に有る小さな素材や物理的な形を持たないもの
(精神的なもの、抽象的な思考のようなもの、物質の形状や流動する時間など)
の中に隠れている事物の中から一片でも何か視覚的な表現として増幅されるよう
自分というフィルターを通して再構築、可視化できたら
面白いんじゃないかと考えています。


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☆ 来月(9月)のお知らせ
「北海道ブックフェス、ミセナカ書店」に今年も参加します

今年は9月10、11日に
オープンアトリエ(工房を開放して)&ミセナカ書店(図書室)をする事にしました。

会期:2016.9.10(sat) - 11(sun)
時間:am11:00 - pm17:00
場所:十月のノオト 釧路市新富町11−14(P有)



2016年8月22日月曜日

雨、雨、雨…。
写真は確か一昨年の落ち葉。
去年もそして今年も、暴風雨で楓の葉は悲惨な状態に。
ただの風雨ではなく、ここは海からの塩を含んだ風、塩害。
街中の木が、焼けただれたみたいに、赤黒く縮れてしまって
道路には枝や枯れ葉が散乱している。
楽しみにしていたこんなに可愛い赤や黄色の葉(紅葉)、
二年続けて見られないと思うと、無性に悲しくて泣きたい気持ち。



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☆ 来月(9月)のお知らせ
「北海道ブックフェス、ミセナカ書店」に今年も参加します

今年は9月10、11日に
オープンアトリエ(工房を開放して)&ミセナカ書店(図書室)をする事にしました。

会期:2016.9.10(sat) - 11(sun)
時間:am11:00 - pm17:00
場所:十月のノオト 釧路市新富町11−14(P有)

詳細はこちらをご覧ください >>


2016年8月17日水曜日


☆ 来月(9月)のお知らせ
「北海道ブックフェス、ミセナカ書店」に今年も参加します

今年は9月10、11日に
オープンアトリエ(工房を開放して)&ミセナカ書店(図書室)をする事にしました。

会期:2016.9.10(sat) - 11(sun)
時間:am11:00 - pm17:00
場所:十月のノオト 釧路市新富町11−14(P有)

詳細はこちらをご覧ください >>

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☆昨年は、釧路から初参加でしたので、まとめてこちらでお知らせしましたが
 今年からは、参加店や工房ごと、各自でそれぞれお知らせする事にしました。
 クラフトカツさん、くりえいと創さん、キートスさん、みなさん今年も参加されます。

昨年の北海道ブックフェスHP >>


2016年8月13日土曜日


夏になると思い出すもののひとつ
Paul Éluard(エリュアール)の詩「直接の生命」からはじまる
Françoise Sagan(サガン)の一冊。

やっと少し夏らしい気温になったかと思ったら
立秋も過ぎて、少しずつ日も短くなりつつあります。

夕暮れ時、南の空には上弦の月が白く浮かんでいました。


2016年8月8日月曜日


ハーブ畑に連れて行ってもらいました。
結構な種類の苗があり、花や葉を見比べて彼方行ったり此方行ったり…
面白いカタチの葉や実を見てるうち、どれもこれも欲しくなって困った!

気温の低い地域なので、植物もやはり全体的に
ややコンパクトなサイズに感じました。



畑の横に腰掛けて地面を見ると
そこら中に白樺の葉っぱが落ちていました。
畑の横に白樺と胡桃ともみじと小さな実のついた木があって
お喋りしながら、ひとつ、またひとつ…と
どんどん葉っぱを拾うのに夢中になり(虫に刺されました…)

緑、茶、黄色のグラデーションも、黒くて丸い斑点も、一枚ずつ全部違うし
葉脈や鋸歯(きょし)は、ずっと見ていても飽きない。
人間と同じ。
「人」や「葉」という括りはあっても
全員違う。
みんななんだか愛おしい。
そして時を経て少しずつ変化する…面白い。

畑の向こうに並んでいる大きな木々が
風を受けると揃って銀色の葉裏をちらつかせて
それから時折むっとする夏草の匂いを運んでくるのを
夏っぽいねと言いながら
ぼんやり二人で受け止めていました。
誰も居ない畑での
夏の遅い午後を
こんな風に何とはなしに過ごした事は
案外忘れないかもしれないなぁと思った。

拾い物の葉っぱは、只今、本に挟んで乾燥中。

(Photo by . K)

2016年8月7日日曜日


図書館で古本市があると教えていただき
ちらりと覗きに行って来ました。
本日の戦利品、四冊と一枚、全部で三百五十円也。
吉本隆明以外は再読したかったので、お買い得でよかった。
闘う操縦士は、みすずの山崎 庸一郎 翻訳で読んだので
今度は堀口大學でも読んでみようと思って。

それからなんだか怪しげなロシアのCDばかりの箱の中から一枚ジャケ買い。
絵が可愛くて、何せ五十円だったし(amazonの中古で三千円だった!)
コザックのアンサンブル(合唱)ならいいかな?と。
それが聞いてみたら良かった!
昔培ったジャケ買いの勘が役に立ったかも、笑。

ロシアと言えばアキ・カウリスマキの映画
Leningrad Cowboys go America の中で
ロシア民謡のポーリュシカ・ポーレを歌う場面とか
どーーしても思い出してしまう…笑。
あのシュールすぎる映画、また見たい。
(YOU TUBE で所々見れるんですが...見ると笑いをこらえられない!)


2016年8月6日土曜日


楽しみにしていた夏も
それが来てしまうと周りの喧噪が時々遠く夢の様に感じます。

青空に流れる雲の形が秋をちらつかせて
午後の陽射しが黄色味を帯びていたりするのを見つけてしまい。

夢の遊園地の張りぼてと現実みたいに。

夏の終わりが有る事に気付かないふりをしてみたりするのも。

それもまた夏です…ね。


Photo : Hotel Breakwater South Beach



2016年8月3日水曜日


8月。
暑中お見舞い申し上げます。

夏なのに寒いだのと書いた途端、暑くなりました。(ちょっとだけですが)
気温よりも湿度が高い釧路デス。
アタマの中ではもう秋冬の事を考え始めているのですが…。


photo : Ocean Dr, Miami Beach, FL


2016年7月28日木曜日


八月も近いというのに、こう寒いと「暑くてうんざりするねぇ」などと
一日でも良いから言ってみたいものだと我儘なことを思うけれど
ここではやる気を失くす程の暑さににうんざりすることも無く
気がつくと秋になっているというのが恒例なのだから
せめて「夏の町」でも読んで荷風と真夏の盛りを歩こうかと思う。
...

午後に夕立を降して去った雷鳴の名残が遠く幽かに聞えて
真白な大きな雲の峰の一面が夕日の反映に染められたまま
見渡す水神の森の彼方に浮んでいるというような時分
誠に吾妻橋の欄干に佇立み上汐に逆って河を下りて来る舟を見よ。
...

立続く倉の屋根に遮られて見えない奥の方から
勢よく長唄の三味線の響いて来るのを聞いたのである。
天の明い寂寞の中に三味線は実によくその撥音を響かした。

自分は長唄という三味線の心持ちをば、この瞬間ほどよく味い得た事は
ないような気がした。長唄の趣味は一中清元などに含まれていない
江戸気質の他の一面を現したものであろう。
拍子はいくらか早く手はいくらか細かくても真直で単調で
極めて執着に乏しく情緒の粘って纏綿たる処が少い。
しかしその軽快鮮明なる事は俗曲と称する日本近代の音楽中
この長唄に越すものはあるまい。

端唄が現す恋の苦労や浮き世のあじきなさも、
または浄瑠璃が歌う義理人情のわずらわしさをもまだ経験しない
幸福な富裕な町家の娘、我儘で勝気でしかも優しい町家の娘の姿をば
自分は長唄の三味線の音につれてありありと空想中に描き出した。
そして八月の炎天にもかかわらずわが空想のその乙女は
襟付きの黄八丈に赤い匹田絞の帯を締めているのであった。

下町の女の浴衣をば燈火の光と植木や草花の色の鮮な間に眺め賞すべく
東京の町には縁日がある。カンテラの油煙に籠められた
縁日の夜の空は掘割に近き町において殊に色美しく見られる。

もう八月も十日近くなった…

 永井荷風 - 夏の町 - 明治四十三年(1910年)八月


2016年7月22日金曜日

2016年7月20日水曜日


今宵は満月ですねー。
薄墨色の雲に時折見え隠れしながら...。


- 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづくに 月宿るらむ -


百人一首には、月を詠んだものが幾つもありますね。

小学生の頃、百首、全部暗記させられました。
(百人一首の暗記は私のクラスだけの授業でしたが...)
と言っても下の句だけですけが、多分今でも全部覚えてますね。
子供の頃はそれが密かに自慢でしたけど
今思うと下の句だけって、どうなの?!って思います。

北海道ルールは、下の句だけ詠んで
下の句だけ崩し文字で書かれた木札を取る!
 (読み札は紙で、上の句から書かれていましたが)
なので、上の句を詠まれても、全然札を取れません…苦笑。


POST CARD 小村雪岱